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2007年09月26日

ローマ帝国の歴史 ユリウス朝の崩壊

マンガ ローマ帝国の歴史3
カリグラ、ネロ、ユリウス朝の崩壊 
さかもと未明 監修=小堀馨子
講談社

本の帯から
迫力完結!
「パンと見せ物」のローマ繁栄の秘密とキリスト教徒の殉教!!
人気とりにいく若く残念な皇帝!激しい迫害をくぐりぬけるキリスト教徒!カエサルの血を離れて栄えゆくローマ帝国!!




感想
政治家というのは、
市民の人気者になるか、自分の政治論を貫くか
の2パターンの人間に分かれるようだ。
どっちも備えるのはなかなか大変な事では?と思った。

その点カエサルは、両立していたように思えるけども。(でも暗殺されちゃったね)
さらに、上に立った者の孤独や、恐怖。

読み勧めていくうちに、内容がおどろおどろしいくなっていき、終わった時にはいささか疲れを感じた。(苦笑)

暴君ネロは、母親や妻、街の大火事、キリスト教の迫害など、そりゃおそろしい男で、どこでどうこいつの神経がおかしくなったのかはかりしれなかった。
自分の欲望(人々や神々に愛されること)に忠実だったのかもしれない。

カエサルが、オクタヴィアヌスに言った言葉をふと思い出す。
(本より引用)
「“民“というものが、どれほどうつろいやすいか。いかに退屈を嫌い、そのくせ今あるものを捨てる事もできず、その場をごまかす熱狂をどれほど求めているか・・・。」

ちょうど今、総理大臣が替わった所だよなあ。
まさしく、小泉さんは、市民の人気を得た人だった。
安部さんは、人気を得ようとしたがダメで政治論を貫こうとしたがそれもダメだった。
今度の福田さんは、どのような政治を行うのだろう?

今まで政治うんぬん、選挙うんぬん大嫌いな人間だったが、これを読んで少しは真剣に考えるようになった。
(本当に少しだけ)

マクキッドをきっかけに、ちょいかじった歴史。
思いがけずに真剣に勉強しちゃったなあ。(*^_^*)


内容の覚え書き

ティベリウス(オクタヴィアヌスの妻リウィアの連れ子)が皇帝になるが、、ゲルマニクス(ティベリウスの弟の子供)が皇帝になるまでの中継ぎという立場だった。
しかし、ゲルマニクスは引き継ぐ前に病気で死亡。
ティベリウスの実の息子ドゥルーススも若くして死亡。
ティベリウスは、78歳の生涯を閉じ(老衰とも暗殺とも言われている)、次に皇帝になったのがゲルマニクスの息子のカリグラ。
彼は、市民の人気者になった。前皇帝が貯め込んでいた国費を湯水のように使いその激しい性格さ故に、後に暗殺される。
暗殺後の皇帝は、ゲルマニクスの弟のクラウディウス。
彼は幼い時の病気で、言葉がよくしゃべれず、片足を引きずっていた。
そんな彼に近づいたのはカリグラの妹アグリピーナ。
4番目の妻として彼と結婚。
しかし、自分の連れ子ネロを皇帝にする為に毒殺。
見事にネロを皇帝に。
そして、ネロの暴君たる行いが始まる。
まず、
クラウディウスの息子ブリタニクスを毒殺。
邪魔になった実母アグリピーナも暗殺。
ローマの街はこの頃大火災が起き、ネロが自ら火をつけたのでは?という噂から身を守る為に、キリスト教徒に罪を被せ、キリスト教徒の大迫害。
さらに妻を口論の末殺害。
しかし、市民はネロをよく思わず、ガルバという男を市民は支持し、それを知ったネロは自殺する。
それにより、血統支配(家柄とか血筋)が絶えるのだった。

posted by takbout=たあぼう at 09:11| ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 読書感想の事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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