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2010年05月15日

劇場版 銀魂 (アニメ)

*とことんネタバレで書きます。これから見る人は回避してください。もう見てしまったという方や、見る予定がないくてネタバレでもOKな人はゆっくり楽しんでください。

劇場版 銀魂 新訳紅桜篇 
原作 空知英秋 (集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督 高松信司
CAST 坂本銀時:杉田智和 志村新八:阪口大助 神楽:針宮理恵 桂小太郎:石田彰 高杉晋助:小安武人 岡田以蔵:青山穣 エリザベス:そこらへんにいたオッさん

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パンフレットより抜粋のあらすじ
壱 桂、凶刃に倒れる! その陰には妖刀・紅桜が・・・?!
弐 事件の裏で暗躍する、鬼兵隊と高杉晋助
参 紅桜に取り込まれる以蔵・・・エリザベスまで高杉の刃に!
四 銀時と以蔵が激突!伝説の白夜叉が再臨する!!

おもいっきり自分なりの感想
新訳とはいうものの、
内容的にはなんの変化もなし。

意地悪な事を言えば、TVアニメの焼き回し。(^◇^;)
しかし、面白かったのだ。

オープニングが3回のやり直し。
映画館に来ていた客は、見ながら新八同様の突っ込みだった!
「3回もかよ」(爆)
キャラ紹介では、必ずオチの新八。
メガネだけの画面。(爆)

そして、本編へ。

アニメで見た時に好きなシーンがあったが、それがそのままだったのはうれしかった。

まずは、
以蔵にやられた銀時を必死で助けた新八に彼が言う一言。
銀時「新八、おめーはやればできる子だと思っていたよ」
銀さんらしいお礼の言い方だよね。

そして、看病するお妙ちゃん。
しっかり分かっているところが、彼女らしい。
お妙「傘を必ず返してくださいね」
さして歩く銀さんのかっこよさ!最高!!(だけど柄がうさぎ)

さらに、桂。
髪が短くなった彼はいい感じ。
ついでに、エリザベスの中から登場するのには、爆笑。
その前の切られるエリザベスが面白かった。
エリザベスの首ってその場所?
肩じゃねえのか?(爆)

なんたってラストの格闘シーン。
アニメ版よりも長く桂と銀時の見せ場だった。
ばったばったと敵を倒していく姿に惚れ惚れ。
高杉に向かっていう二人のセリフが素晴しい!!
刀の先を向け、
「全力で・・てめーを・貴様をぶった斬る!!」

桂が銀時に話しかけるセリフも好きなんだよねえ。
桂「お前は変わるなよ。斬るには骨が折れそうだからな。」

エンディングは銀魂らしいぐずぐず感。(爆)

第2弾があればきっと見に行くかもしれない。
あれもこれも大きな画面で見たい気がするから。

なにせアニメとはいえ、斬殺シーンは迫力あったと思う。
とはいえ、
役者でここまで出来る輩が今ではいないから寂しい限りだけども。

最後に。
銀時たちの師、吉田松陽の声が山寺宏一さんだった事が時代の流れを感じた。
声優の中でも大御所になったんだなあ〜って。

アニメを劇場までわざわざ見に行ったのは、
中坊の時以来だったからねえ。(--;) 
posted by takbout=たあぼう at 09:43| 🌁| Comment(0) | 映画ネタバレの事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月29日

今年の忘れられない1本の映画

今年見た映画の中で、NO.1映画は、先日「マニアの戯言(2008のまとめ)」で発表したが、
実は、忘れられないというか、
もう一度映画館の大きなスクリーンでじっくり見たい作品がある。
それは、ドイツ映画祭で上映された

「ノース・フェイス アイガー北壁」だ。

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以下マニアの戯言の感想日記より

「ノース・フェイス アイガー北壁」
Nordward 2008年 ドイツ映画 ドイツ映画祭2008にて上映
監督 フィリップ・シュテルツル 
出演 ベンノ・フユルマン フロリアン・ルーカス ヨハンナ・ヴォカレク

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー) 
1936年、ドイツ・ベルリン。新聞社で働くルイーゼは、上司達が会議中に話題にしていた事柄に口を挟んだ。それは、誰もがまだ制覇していないアルプスのアイガー北壁を誰が制覇するのかとういう事だった。地方紙に載っていた優秀な山岳家、アンドレアス・ヒンターシュトイサーとその相棒トーニ・クルツだと言い切った彼女。同じ故郷の人間でよく知っているという彼女に、上司は取材に行ってこいとカメラを渡す。
張り切って故郷に戻ったルイーゼ。
久しぶりの再会に喜ぶアンドレアス=アンディに対して戸惑いを隠せないトーニ。そして、アイガーの話をすると、アンディは自分達が制覇してみせると言うが、トーニは自分達ではないと言い出した。
だが、アンディの熱意に押され、トーニも登頂を決意する。
そして、アイガー北壁の麓までやって来た二人は、同じように、制覇しようとする各国の登山家達を見かけるのだった。 (続きを読む

これから、ネタバレになります。
嫌な方は、上記の続きを読むをクリックしてください。

トーニ(ベンノ・フユルマン)とアンディ(フロリアン・ルーカス)は、他の登山家達を出し抜いて登り始めた。
だが、オーストラリアの二人、エディ(ゲオルク・フリードリヒ)とヴィリー(ジーモン・シュヴァルツ)はそれを見逃さなかった。
彼らは、途中から彼らを抜き去り、自分達が最初に登頂するという作戦に出たのだ。その為にトーニ達のすぐ後を登っていた。
それが、仇となってしまう。
ついザイルを打ち損ね、落石を起こしてしまったトーニ。
その石が、ヴィリーの頭にケガを負わせてしまったのだ。
エディが引き返そうと言っても、「ドイツ人だけには〜」と言って無理を押して登り続けたヴィリー。
だが、気まぐれな山の天気により、悪天候と化してしまった現状で、彼の体力は限界に達し、滑落し、片足を骨折してしまうのだった。
それでも、あと少しで登頂の所まで来ていた4人。
だが、エディ、1人では、ヴィリーを連れての下山は無理と判断したトーニは、「4人で登頂しよう」というアンディを説得し、下山をする事に決める。
だが、天候はよくなる気配がない。
そんな中、アンディが雪崩に巻き込まれ、急激に締め付けられたロープによりヴィリーが息絶えてしまった。
そして、宙づりになったアンディとエディは、自らロープを切って落下していった。
残されたトーニは、それでも生還しようと必死に下山するが、彼の体力も限界に達してしまう。
あと少しの所まで救助隊が来てくれるが、彼の場所までは行き着けない。そこで、ロープを結び直し降りて来るように指示するが、そのロープが無残にも短かった。つなぎ合わせた結ぶ目が彼の金具の穴を通ることが出来ず、トーニは、ルイーゼの目の前で宙づりのまま、息絶えてしまうのだった。
その後、ルイーゼは、新聞社を辞め、写真家になり、彼らの事を心に秘めながら生きて行くのだった。


初めて山岳映画というジェンルの作品を見たし、ラストもラストなので、すっごく衝撃的だったのだ。
「ぎょえ〜、助からないのかよ〜」(驚き!!)
あのトーニの宙づりの姿は、今でも忘れられない。


特別なフィルムで字幕が二つもついていたので、どうしても、気になってしょうがなかった、ich。
もう一度、じっくり、しっかり、大スクリーンで見たい!!
吹雪の中の様子とか、決断せざるおえなかった彼らの様子とか。

どんな事よりも命を大切にしよう、無事に戻ろうっていう感じがすっごく良かったのだ。
親友を助けようとするアンディの行動を受けて絶対帰ろうとするトーニのがんばりはすっごく心を打たれた。
だけど、それでも現実はそうは上手く行かないというオチが、ドイツらしいなあとも思ったりもして、ものすごく印象に、そして心に残った作品になったのだ。

是非とも一般公開して欲しい!!
切に切に願う。

もう一度、マジで見たいよう〜。
ドイツ語版予告編
posted by takbout=たあぼう at 20:13| ☀| Comment(2) | 映画ネタバレの事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月11日

復活!インディ

待ちに待ったインディが復活。

やっとの思いで映画館まで見に行ったich。

別のブログで話したが、
ichが、映画マニアの道を歩み始めたきっかけがこのインディだったのだ。
だから、
「スターウォーズ」同様思い入れ深く、

一番大好きな作品であるのだ。


さて、最新作の感想をネタバレばりばりでここでは話そうと思うので、まだ未観賞の方は避けて通るように。

観賞済みとか、見る予定ないからというネタバレオーキー(OK)な方はどうか暇つぶしにでも読んでってくれ。


以下、ネタバレバレバレ・・・。







「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」
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マニアの戯言のあらすじの続き
(参考の為にネタバレなしバージョンの「マニアの戯言」映画日記をどうぞ♪)

手紙の解読からインディとマットは、ナスカの地上絵があるペルーへ向かった。
そこで、オックスリーがある療養所へ入れられている事を突き止める。そこを訪ねたインディだが、オックスリーはすでに誰かに連れ去られていたのだった。
オックスリーは、クリスタル・スカルを発見したが、発見した場所へ返したのだと分かったインディはもう一度手に入れるためにその地へ向かう。
マットと共に再び、スカルを手に入れたのもつかの間、またもやソ連兵のスパルコに拉致されてしまったインディ達。
そこには、オックスリーもマットの母親も居た。
そして、マットの母親はマリオンだった。
さらに、マットはインディの息子だとマリオンは告白する。
彼の名前は「ヘンリー・ジョーンズ三世」だというのだ。

インディは、マット、マリオン、オックスリー、と友人のマックと共に、スカルを彼らから奪い返し、アケトーへ持って行く。
そして、神殿の一角にそのスカルを戻した瞬間。
神殿が動き出すのだった。

スカルは何だったのかというオチが実は異星人だったいう事になっている。
ラストに宇宙船でも出てきたひにゃあどうしようかと思ったが、見せなかったので一安心。
なんでもかんで異星人でしたオチは最近多くて個人的にはまたかあ〜とも思ったが、まあまあ許せる範囲だった。
宝は知識だそうだ。それは十分に納得いく事だったけど。(笑)

なんたって個人的にマリオンの存在があったことが嬉しい。
シリーズ通してインディとしっかり観客が分かる範囲でベッドを共にしたのはマリオンただ一人だって分かってくれているだろうか。
ウィリーは共にする前に、邪魔が入ったし、エルザは、死んでしまったから。
なので、マットの歳を聞いたときにピーンと来たのだ。
もしかして、インディの息子?母親はマリオンだ!

マリオンがインディに告げた瞬間思わず映画館で「やっぱり〜」とぼそと言ってしまったich。(爆)

でも、
嬉しかったのだ。大好きなマリオンが・・・。
それに、結婚寸前まで行ってダメだったという話も当時のインディでは納得。
だけど、
ずっと君の面影を追っかけていたことに気がついたんだというくだりが素敵じゃないか!

独身インディが年貢を納めた今回はすっごく好きな所。
年取った二人の結婚式だったけど、マリオン可愛かったなあ〜。

そうそう、
フォードは次世代にインディをシャイアにしてもいいと言っていたが、その意味はこういう事だったのかと納得がいくものだった。
でも、
そう簡単にインディは渡さないというエンディングの帽子のシーンは、すっごく嬉しかった。

あ〜インディ。
またみたいけど、次回作は何時になるんだろう。
若手になってもいいけど、要所、要所にインディ(フォード)が出てきてくれるのなら、それもありだろうと思う今日この頃。

そうだ。
原爆実験の話はちょっと現代風で重かった。
インディの脱出作戦が冷蔵庫というのは、さておき、なんだか現実に急に引き戻された感じがして、戸惑ったというか、悲しかった。
単純に映画を娯楽だと見せてはくれないのかと・・・。

今はそういう風潮だから仕方ないけど、なんでもありの娯楽作品はもう見れないんだ〜と。
「映画は娯楽」
だと思っている自分としてはその点すっごく寂しかった。

現代は単純な夢物語も見せてくれないんだよねえ。

さて、なんだかんだ言ってるけどすっごくこの作品を気に入ったich。
もう一度見に行きたいなあ。
posted by takbout=たあぼう at 12:50| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画ネタバレの事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月24日

複雑な思い・・・

19日から公開されている、ロバート・カーライル主演の映画
「28週後…。」

28週後

を、昨日の大雪の中、東京まで見に行った。
友人を無理矢理誘っての観賞。

ネタバレなしの普通の感想日記は「マニアの戯言 28週後…。」で掲載しているので、今から観賞する予定の方は、こちらを読まないで欲しい。

別に見たくないし、とか、すでに見てしまったという方で、関係ないという人は、ボビーの熱烈なファンが書く感想として、ニヤつきながら読んでみてくれ。(爆)
視点もずれずれかもしれないけど。


以下本当にボビー中心にネタバレ、バレバレ。







映画「28週後…」
マニアの戯言のあらすじの続き・・・。
(参考の単に前回の「28日後」の感想もどうぞ

愛する妻アリスの助けを求める声を聞きながらも、助けに行かず、ただひたすらその場を逃げたダン

28週後にロンドンに帰省した子供達が、軍の静止を振り切って自分達の家に行き、そこで生き延びていた母親アリスを発見する。

普通の人々よりも特殊な遺伝子(瞳の色が左右で違う)を持つ彼女は、あのREGE(レイジ)=凶暴性を引き起こし、見境なく他の人間を襲うようになるウイルス、に感染しつつも、発病をしていなかった。
妻を見殺しにした負い目をずっと持っていたダンは、許しを請うために隔離されている妻の部屋へ行く。そして、あの時の行為を誤ると妻は許してくれたかのように「愛している」と言葉が返ってきた。
ダンは、心の荷が下り、そして愛する妻への愛情で彼女にキスをする。
しかし、そのキスからダンは、ウイルスに感染し、あの時の“奴ら”と同じになってしまう。
そして、その場で妻を殺害。次々と人々を襲っていく。とうとう、自分の子供達までも手を出したダン
アンデイはダンに襲われ、ウイルスに感染するも母親と同じ遺伝子を持っていたために、すぐには発病しなかった。
一方、タミーは、弟を守る為とはいえ、ダンを射殺してしまう。

軍のヘリコプターに乗り、街から逃げ出した彼らだったが、数日後、無人となったヘリコプターが発見されるのだった。


そして、怒涛のような思い込みの感想へ。

かなり長いので覚悟を決めてくださいね。
ここまで書かないと、連日連夜、感染したダンに魘されそうなんで。(爆)

いつもながら一筋縄ではいかないボビーが引き受ける役柄。
そこの所が好きなichだが、今回も冒頭より情けないというか、普通に自分達だったら絶対そういう行為をしてしまうだろう(理想と現実の現実の方)というダンをさりげなく演じてしまった彼。
好きだけど〜またそんな役なの〜とちょいショックを受けたのだった。
そして、画像も流出していたので、感染者にはなるんだろうなあと思っていたが、いきなり前半すぎからゾンビとなってしまう。
なってしまう過程ではすっごく迫真に迫っていてもうドキドキしてしまい、(心の中ではならないで〜と叫ぶ)とうとう感染して血を吐き出したのには、そこまでいっちゃったら仕方ない応援してやろうじゃないかと、「いっちょやったれ〜ボビー!!」と心の中で叫びまくってしまった。(爆)

彼の悪役は好きなのでどんな役でも応援するが、ゾンビを応援したのは初めて!
なんだか、そうやって見ていくと、彼はノリノリでとことん演じたのではないかと思われ、なんだか自分はそのノリが面白くなってきてしまって、途中から、ゾンビのボビーを見るたびに、ニヤけてしまっていた。(あ〜面白かった)

きっと彼の中で、愛するものを襲う悲劇というのがあったからこそ(襲われるという悲劇かも)引き受けた役なのだと思う。
(ダニー・ボイルも関係していたから)
そんな気持ちからだったんだろうなあと勝手に思いこんで見てしまっていたich。


さて、物語の方に視点を置かせてもらうと、
今の日本の犯罪はそれそのまんまだと感じた。
子供が親を、孫が祖父母を、兄が妹を、という感じで。
血を分けた家族がその家族に殺されるという犯罪。
同じ血が流れているからこそ、他人では許せる行為が許せず、憎しみや恨みが溜まっていく。遠くにいるならともかく、こんなにも近くにいる存在。その先は・・・。

愛するものに裏切られたというアリスの気持ちも分からないわけではない。そして、彼に感染させたかったのも。
感染させた後涙を流すアリスだが、
愛しているからこその憎しみだったのか?
それとも愛しているからこそ、同じになって欲しかったのか?
という両方の感情が思い当たるが、きっと前者だったと自分は憶測する。
あの「愛してる」のセリフは、妙にひっかかったから。
人間の本質的ないやらしさが感じ取れた気がしたし。

そして、あの軍の行為。
識別不可能ならば、全部が敵という解釈。
アメリカのあの独特の解釈だ。
数人の犠牲者はもろとも思わないというあの考え。
一人を救えないものには、多数さえ救えないと思ってしまうichだが、それはやっぱり理想なのかもしれないと考えてしまった。
そんな中、ドイルは、軍に反抗して彼らを助けに回った。
彼は、スカーレットの説明で「未来」を守ろうとしたのだと思う。しかし、現実は「今」を守ろうとする。

そんな所も深読みすると切なくなってきてしまう。
今がよければすべて良しなのか。
自分達だけが助かればそれでいいのだろうか?(悩む・・・)

ラストも、いいのか悪いのか。
問題を出すだけだして、結論を出されてもちょっと抵抗するが、あとはどうとでもという終わり方もどうかと思う。
今回は後者だったので、あ〜また続きを作るのかとがっくりもしたのだった。
当初の「28日後…」がなかなかホラーといえども良かったので今回はなんだか残念だった。

ネタバレなしの感想でも述べたが、無駄な血しぶきを見せられてそうとう嫌だった。
そうでなくても大量虐殺は見せられてたので、あのヘリコプターでの残虐行為は気持ち悪かったし、そんなに見せる必要性の意図が分からなかった。
せかっく普通のゾンビものと一線を置く感じが台無しに思えてしまった。

一緒に行った友人に、
「いや〜やっぱボビーが良かったよう」と言ったら
「どこが?一番の問題児だったじゃん!ゾンビになってたし、気持ち悪かったしさあ」と冷静なまともな反応を返された。

まあ、普通の人は、そうなんだけどもさ。
自分はほら、ボビーの熱烈なファンだしさあ。(苦笑)

ロバート・カーライルを目的に見に行くと頭からがガツンと殴られる。個人的には殴られても大丈夫だったけど、普通のファンは引くかもなあ。

本当にいろんな意味で複雑な気持ちになった作品だった。
心も体もそうとう疲れた状態になったし。
終わってのあの疲労感。
久しぶりだったぜ!

posted by takbout=たあぼう at 13:50| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画ネタバレの事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月04日

ユナイテッド93を見て

完全にネタバレです。

もし、まだ映画を見ていなくて、見たいと思っている方は、どうか映画を見てから読んでください。
見た方や、見る予定がなくネタバレも大丈夫な方はよろしかったら読んでください。
あくまでも自分の個人的な考えのもとでの感想です。思いこみはいつも以上にあります。
意見の食い違いがあってもそうそう怒らないように・・・。
ものすごく長い文章です。









ユナイテッド93
United93 2006年アメリカ映画
監督 ポール・グリーングラス
出演 ハリド・アブダラット デヴィッド・アラン・ブッシュ ポリー・アダムス トリシュ・ゲイツ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
2001年9月11日。早朝。ホテルの1室で祈りを捧げる4人がいた。
いつものように乗客を乗せる、ユナイテッド航空機93便、サンフランシスコ行き。その中にはあの祈りを捧げていた4人も乗り込んでいた。朝の空港ラッシュに巻き込まれ、いつもより少々遅れぎみに離陸した旅客機。それでも順調に飛行を続ければ目的地までは予定時刻に到着するはずだった。
あの4人がテロリストでなかったら・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
どうしてもネタバレなしではこの映画が紹介出来ないのでこちらに掲載する事にした。
それに、いつもの映画とは雰囲気も違うし、そのように紹介するのもどうかな?と考えたからだ。
ドキュメンタリーとも再現フィルムとも、ましてや、いつものハリウッド作品とも違うこの映画をどう自分の中で消化してよいのか悩んだという事もあるけれども。

ハイジャックされた飛行機の中でこの1機だけは犯人の目的地に墜落しなかった。それは、乗客や乗務員の方々の勇気とこの遅れて離陸したという偶然の出来事だったのではないかと推測されるらしい。
もし、通常の時刻で飛び立ったのだったら、乗客は、貿易センターへ2機も同じような旅客機が墜落したことを知らなかっただろう。
自分達が乗り合わせたこの機の目的がなんだったのかも。

乗客の方々は、家族や管制塔に連絡する中で、この飛行機の外で起きている出来事を知り、そして、今現在ここにいる自分達が今出来るすべてを行おうと行動に移ったのだ。
その姿は、(軽率かもしれないが)見ているこちらに勇気を与えてくれていると感じた。
そして、涙を流さずにはいられなかった。
乗っ取られた飛行機を自分達で取り戻そう。
そう考えた乗客達が、自分の出来る事を始めた姿に。

この映画の中では、亡くなられた乗客達を変にヒーロー像に作り上げるでもなく、変に涙を誘う感じでもなく、かと言ってたんたんと真実を伝えているでもなく、上手く演出されている。
乗っていたすべての人達が亡くなっているから本当に機内はこの様な葛藤や恐怖が漂っていたかどうかも定かではない。
しかし、これを見るとそうだったかもしれない、そうだったに違いないと思わせてくれるのだ。

テロの後、偶然にもテレビでこの航空機や遺族の話やらを特集番組で見た自分は、映画が制作されたと聞き、複雑な思いに掻き立てられた。
映画にしてもいいものかと。
そして、映画館へ行こうとは思ったのだが、どうしても辛くて見られないだろうとちょっと敬遠していた。(その番組を見た時も泣きながらだったから)
しかし、
最初に映し出された人物が、乗り込む前のテロリスト達の様子だった為に、もしかすると自分の考えていた映画の感じと違うのではないかと思った瞬間から、すんなりこの映画にのめりこんでいけた。
監督は、このテロ集団が絶対的に悪いとも描いていなかったからだ。

特典に入っていたインタビューの中で、遺族の方のお一人がこんな事を話していたのが印象に残る。
ある記者に首謀者を殺したいと思うかと質問された時、その方は、こう答えたそうだ。
見知らぬ誰かを殺そうとは思わない。思ってしまったら犯人達と同じ人間になってしまう。私自身は、なぜに未然にこの出来事を防げなかったのかという事の方に怒りを感じる。なぜ、そういう行動に走らせてしまったのかその事の方に憎しみを感じると。

事件から5年後にこの映画が作られた訳だが、ある遺族はインタビューの中でこれで前を向けると元気な笑顔を見せていた。
誰だって亡くなった状況が知りたかったに違いない。
でも、どう考えても納得がいくような感じには自分の中で処理出来なかったのであろう。
どんな感じだったのか本当の出来事とは違っているかも知れないが、きっとこんな感じではなかったのかと思わせる様子だったから、自分の中でも処理出来て、前を向けるようになったのではないのだろうか。
辛い現実だが、受けとめる事が出来たのではないかと。
そんな遺族の気持ちが自分も分かるような気がした。

短い映画の中で、こんなにも臨場感にあふれ、まるで同じ飛行機に自分も乗っているような感覚になったのは初めてだった。
物語の中の誰それになってではない。
自分自身が乗り合わせているのだ。
自分だったらどうするか。自分だったらどうなるか。考えずにはいられなかった。

今もテロとの戦いをと勢い込んでいるアメリカ。
遺族の方の言葉ではないが、実行した犯人達がどうしてそこまで追い詰められなければならなかったかという事実を解明して欲しいし、考えて欲しい。武力で制圧するのではなくて。

何度も言うが、自分には、勇気をくれた作品だった。前向きにがんばれと言われている感じがして、ありがとうという気持ちでいっぱいになった。

この日に亡くなられた方々に追悼の意を込めて。
合掌。
posted by takbout=たあぼう at 14:25| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画ネタバレの事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする